NF/HPF

優れた経済性、耐久性、作業性を誇る水平濾板型濾過機

液体中の固形分を高精度に捕捉します。

濾過流量の最大化を目的としたNFシリーズと除去したいケーク捕捉容量の最大化を目的としたHPFシリーズの2つをご用意しています。

その他のイメージ

複面濾過機構で濾過面積を最大化!(NFシリーズ)
濾材(濾紙や濾布)を両面に挟み込む事により、複面濾過機構を実現し、処理濾過量を増大させました。
ワイドな適応能力に対応!(HPFシリーズ)
濾枠の高さを調節し、かつ、片面のみの濾過とすることにより、ケーク量が多い液体の濾過においても、スムーズな継続使用が可能となります。
残液が無く、原液を完全に濾過することが可能!
濾過機の最下部にも濾紙/濾布が配置されており、全ての残液を完全に濾過し、残液が残らない構造になっています。
濾過後のケーク回収が容易に可能!(HPFシリーズ)
捕捉された液体中の固形分や濾過助材(ケーク)は水平な濾板であるため、安定した形状で保持され、容易に回収ができます。
抜群の洗浄性!多品種製造に最適!
濾枠と濾過板を簡単に分解することが可能であり、濾過機の洗浄が簡単にできます。バッチごとの洗浄が容易なため、多品種製造に適しています。
コンパクトで可動式!
ロスイキの水平濾板型濾過機はコンパクトで非常に使いやすく、移動する際も容易に濾過機を動かすことができます。

お客様の要望に合わせて、最適なモデルを提供致します!

濾過対象液のケーク量の状況で機種を選定し、処理量の違いにより、濾過面段数を決定することで、目的に最適な濾過機をご提供致します。

濾過原理

濾枠と濾材(濾紙/濾布)を交互に積み重ねることで、多段式に濾過することができます。

NFシリーズは濾枠の上下を濾材で挟み込む事が出来るため、濾材の両面側から濾過することが可能となり、濾過量を多く取ることが出来ます。

HPFシリーズは濾枠の上部のみで濾材を挟み込むため、濾材の片側からのみ濾過することになり、濾過量としてはNFシリーズより少なくなりますが、その代わり、非常に多くのケーク量を保持することが可能となります。また、濾過後のケークの回収も容易に行うことが出来ます。

対象液の粘性やケーク量、濾過目的などから、濾材(濾紙や濾布)の精度も選定致します。

水平濾板型濾過機の構造

標準仕様

NFシリーズとHPFシリーズの主な仕様は以下の通りです。
ご要望によって、濾枠の直径と段数を選ぶことができますので、お客様のご要望によってオーダーメードでご提供致します。条件にもよりますが、特型として濾枠の直径60cmまで(NF60/HPF60)設計・製造可能です。
また、サニタリー化やジャケット付きなど、様々なオプションにも対応出来ます。まず、御相談下さい。

仕様 NF30 10段 NF40 10段 HPF30 10段 HPF45 10段
濾過能力 (ℓ/h) 5000 8000 2600 6000
濾過面積 (m2) 1.27 2.31 0.64 1.47
濾枠高さ (mm) 20 25 30 50
最高使用圧力(MPa) 0.25 0.25 0.25 0.25
濾材数量 (枚) 21 21 11 11
濾材寸法 (mm) 外径310×内径34 外径410×内径57 外径310×内径34 外径470×内径59
タンク容量 (ℓ) 31 64 37.5 183
ケーク容量 (ℓ) 6.3 14.2 9.4 47.2
装置寸法 (mm)
(W×D×H)
850×700×1535 1400×850×1390 800×650×1635 1400×900×1620
  • ※濾過能力は、諸条件により異なります。
  • ※装置寸法は標準ポンプ付きの大きさです。

用途・適用例

  • 化粧液の濾過
  • エキスの濾過
  • 生薬の濾過
  • 香料の濾過
  • 化学薬品の濾過

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